レズビアンで行こう!

LGBT、双極性障害、教育、特別支援教育、母子家庭育ち

とんでもない!副作用!!アレルギー!?

 抗酒剤を処方された私。
 早速、その日から服用を始めました。

 

 

 

 翌日のことです。母がチョコレートロールケーキを差し入れしてくれました。

 

 

 コーヒーを淹れて、母と一緒にロールケーキを食べました。

 

 

 とっても美味しくて、母と「美味しいね!」と久しぶりに親子で和んでいました。

 

 

 

 しかし、突然激しい頭痛に襲われました。頭が割れるような強い痛みでした。

 

 

 

 慌てる母に、ロールケーキに使われている材料を見てもらいました。洋酒が含まれていました。

 

 

 

 母が私の通っているクリニックに電話して、これは抗酒剤の影響なのか確認してくれました。抗酒剤の影響でした。

 

 

 

 恐るべし!抗酒剤。私はしばらく頭痛と戦うはめになりました。食べ物の材料もよく見て食べなければならないことがわかりました。

 

 

 

 そして数日後。夜中に体中の激しい痒さで目覚めました。

 

 

 

 見てみると体中、蕁麻疹が出ていました。そして痒さから、痛みへと変わっていき足の裏にも出ていたので立てない、動けない状態になりました。

 

 

 

 申し訳なかったけれど、母に電話をし、夜間救急病院に連れて行ってもらいました。歩くだけで悲鳴を上げそうなほどの激痛でした。

 

 

 

 受診の結果、アレルギー反応による蕁麻疹ということでした。お薬手帳を見た先生は、「この抗酒剤でアレルギー反応が出る人がいますよ。」と抗酒剤を飲むことをストップしました。

 

 

 

 点滴を受け、塗り薬をもらって帰りました。なかなか眠れず、朝が来てから眠り、昼に目覚めたころには、痛みはだいぶ良くなっていました。

 

 

 

 こうして私は副作用に苦しみ、アレルギー反応が出たことによって、抗酒剤を飲むことができなくなりました。アレルギーなど全くなかった私には本当に思いがけない終わりでした。

 

 

 

 


 抗酒剤が飲めない体の私は、お酒をやめることができたのか・・・

 それはまた別の話。

 

 

 

荒れた生活

 

 うつ病と診断され、休職することになった私は、初めはゆっくり体と心を休めることに専念することができましたが、少し落ち着くと

 

 

 何て自分はダメな人間なんだ!

 

 

 仕事ができないなんて情けない!

 

 

 今まで頑張ってきたことがパーになる!

 

 

 なんで私がうつ病になんかならなければいけなかったのか!

 

 

 と自暴自棄な考えに取りつかれるようになり、自分なんてどうなってもいいんだ・・・という思考が頭の中をぐるぐるするようになりました。

 

 

 

 そんな私が楽になりたくてとった行動は

 

 

 OD(オーバードーズ

 

 

 リストカット(傷が残るくらいの程度で)

 

 

 酒に溺れる

 

 

 

でした。ODをして2回ほど胃洗浄をしました。

 

 

 お酒はほぼ毎日飲んで酔って思考回路がストップして眠るまで、飲み続けました。

 

 

 

 クリニックで血液検査を受けて、主治医にお酒を大量摂取していることがバレました。アルコール依存症のほんの一歩手前だと診断され、抗酒剤を処方されました。

 

 

 

 そこから、また新たな苦しみが始まりました・・・

 

 

 

双極性障害 闘病スタート!

 私がうつ病と診断されたのは、教員生活5年目のことでした。

 

 

 教員になってからは、同僚、子どもたち、保護者の皆様に恵まれ、順風満帆に仕事をし、子どもたちの成長を嬉しく思いながら、毎日充実していて楽しく過ごしていました。

 

 


 しかし、4年目の後半です。一気に私に逆風が吹いてきました。当時5年生を担任していましたが、発達障害の子や、そのグレーゾーンの子、どんなに調べても、どんなに注意深く観察してもいじめられていないのにいじめられていると言い張る子、家庭内の問題で荒んでいく子・・・そして、お決まりのモンスターペアレントが出てきて、その対応で私は疲弊していきました。

 

 


 それらの対応に追われるうちに、他の児童のことが後回しになり、随分と可哀想な思いをさせたと思います。こうして私の学級は少しずつ傾いていきました。そして私の原因不明の体調不良が始まりました。眠れない。頭痛。腹痛。吐き気。動悸。それらを耐えながら私は出勤していました。

 

 


 何とかその年度を乗り越えて、その学級を持ち上がり6年生がスタートしました。でも、傾いた船を立て直すことはできず、ここで初めて学年の先生方や教頭に現状を報告し、相談しました。今思えば、もっと早く相談していれば何かが違ったはずなのに、当時の私は、自分の力で学級を上手くまとめられないのは恥だと感じていました。

 

 


 相談してほっとしたのか、翌朝、ベッドから起き上がれなくなりました。お休みをもらって、一人暮らしだった私は母に連絡し、病院へ連れて行ってもらいました。内科を受診しても特に悪いところはなく、胃カメラも飲みましたが、結果は正常。でも、体調不良は続くので学校に連絡して病気休暇扱いにしてもらい、意を決して心療内科を探し、一番早く予約が取れたクリニックを受診しました。年配の男の先生でしたがとても話しやすく相性が良かったです。

 


 先生が下した診断は「うつ病 1年の休養を要する」というものでした。まさか自分がメンタル面の病気になるなんて思ってもみなかったので落ち込みましたが、同時にしばらく仕事を休んでいいんだと安堵したことも、鮮明に覚えています。

 


 こうして、まずは「うつ病」と診断された私の闘病生活が始まりました。

 

 

うつ病のことが正しくわかる本

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  • 発売日: 2016/07/27
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小学生にサッカーを指導するときに気を付けたいこと

  お子さんでサッカーをやっている方はいませんか?そして、お子さんが小学生という方はいませんか?

 

 ぜひ、そんな方に読んでいただけたら嬉しく思います。

 

 私は小学校4年生の時から、大学を卒業するまでサッカーをやっていました。

 審判員資格2級と、指導者の資格をもっています。

 

 大学生の時に、女子のU-12都道府県選抜のコーチをすることになりました。対象が小学校5,6年の女子であるから、女性スタッフが欲しかったということと、私が教育系の大学に通っていて、教員を目指していることから、私に声がかかったようでした。

 

 私が意識して指導していたのは、技術はもちろんですが、サッカーに対する意識、周りに対する礼儀、態度、サッカー選手としての心構えです。

 

 何故かというと、強い練習相手が必要なので、少年団に練習試合を申し込んだり、男子の大会に混じって出場したりした時に衝撃を受けたからです。

 

 監督、コーチ陣がグラウンドの隅で煙草を吸ってポイ捨てしていたり、ジャージをだらしなく着ていたり、試合が始まればミスした子を怒鳴りつけるし、ちょっと他の子より上手な子がいれば贔屓して、その子を天狗にしていたり、相手チームを「敵」と呼んでいたり、平気な顔して「○番をつぶせ!」と言っていたり、相手チームに野次をとばしたり・・・あきれて言葉もありませんでした。

 

 

 そういう指導者のいるチームは子どもたちも同じように振る舞うようになります。ミスした仲間に怒ったり、呆れた声をあげたり、ユニフォームの着方がだらしなかったり、見ていて悲しくなりました。

 

 それに便乗して、応援に来ている保護者の方々も同じような振る舞いをなさっていました。

 

 

 私の基本的な考え方はこんな感じです。

・ジャージ、スニーカー、ユニフォーム、シューズなどはきちんと着ること。サンダルで来るのは足を怪我する可能性があるのでもってのほか。

 

・対戦相手は、「相手チーム」であって「敵」ではない。同じようにサッカーが大好きな仲間だから。

 

・好きでミスする人はいない。「ドンマイ」「次、次!」「切り替えよう!」とスタッフ側から声掛けすると、子どもたちも自然とそうなる。

 

・飛びぬけて上手い子がいても、「ひとりでやろうとしちゃいけない。11人とベンチのメンバー全員で戦っているんだよ。」とみんながいる前ではっきり言う。

 

・遠征に出かけたとき、食事は頑張ってできるだけ残さず食べる。作ってくれて人への感謝の気持ちをもつことと、自分の体づくりのために。

 

・消灯時間を守る。遊びに来たわけではないのでしっかり寝る。

 

・お世話になった方への挨拶をしっかりする。人として当たり前。

 

・自由時間は好きに遊んでいい。私も一緒に遊ぶ。

 

 私はこうやって、子どもたちを技術だけでなく、人として、サッカー選手として育てることを意識してやっていました。この子たちは、全国大会でベスト4まで勝ち進むことができました。本当によくやってくれました。

 

 そして、とても嬉しいことに、この子たちの中になでしこJapanがワールドカップで優勝した時にスタメン出場していた子がいます。彼女のことを誇らしく思います。

 

 お子さんがサッカーをされている方。お子さんのチームのスタッフはどのような指導をされているでしょう。ちょっと考えてみる機会になったら嬉しく思います。

 

 

カミングアウトについて

 

 皆さんはカミングアウトについて、どのようにお考えですか?

 

 

 社会的にカミングアウトしてオープンにしたい方

 

 

 親しい友人、知人にだけカミングアウトしたい方

 

 

 親にカミングアウトしたい方、逆に親にはできない方

 

 

 カミングアウトせずに生きることを選ぶ方

 

 

 様々な考え方がありますよね。

 

 

 私は、母子家庭育ちなので母親、親友、一生付き合いたいと思う人たちには、本当の自分を知っていてもらいたいし、嘘もつきたくないので、カミングアウトしました。したい相手にはもうしたので、これからカミングアウトすることはないでしょう。

 

 

 親友、その他に私がカミングアウトしたいと思った人たちは、すんなりと受け入れてくれました。嬉しかったのは「結局、月花は月花だからそれでいい。」という言葉でした。やはりカミングアウトするのは勇気がいるものなので、心から救われた気持ちでした。

 

 

 母はというと、中学生・高校生になっても彼氏どころか男の子の話をしない私に、「月花は勉強もスポーツも男の子に負けないくらいできるし、カッコいいと思える男の子にまだ出会っていないんだよ。」と言っていたことを覚えています。なので、学生のときはとてもじゃないが母には言えないと思っていました。

 

 

 母にカミングアウトできたのは、うつ病を発症して休職中のことでした。「私の恋愛対象は女性なので私は同性愛者です。だから結婚もしないし、子どもも産まない。孫の顔見せてあげられなくてごめんね。」と伝えました。

 

 

 母は「なんとなくはそうかなとは思っていたけれど、あんたの親だから多少はわかるよ。月花がそうであることはわかった。でも、完全には理解できない。お母さんはそういう気持ちがわからないから。あと、結婚とかそんなことはどうでもよくて、あんたが病気をよくして楽しく幸せに生きてくれればそれでいい。」と答えてくれました。十分だ、ありがたいと思いました。

 

 

 私はカミングアウト成功例だと思います。カミングアウトすることで辛い思いをされた方もたくさんいらっしゃることでしょう。でも、「カミングアウトをした」その勇気に自信をもちたいですね。

 

 

 友人が、職場の同僚が、親戚が、お子さんが、LGBTかもしれないと感じていらっしゃる方もいるかもしれません。どうか、見守ってください。心の中にずけずけと入っていかないでください。もし、相手があなたに何かを打ち明けたがっていたら寄り添ってあげてください。そして、もしカミングアウトされたら優しい気持ちで受け止めてあげてください。LGBTである前に、その人はその人だから。ちゃんとその人がどんな人なのか考えてください。あなたにカミングアウトしたということは、その人はあなたに認めてもらいたいと勇気を振り絞ったということですから。どうかよろしくお願いいたします。

 

 

 参考までに本を紹介します。もしよろしければ、読んでみていただける嬉しく思います。

 

 

 

 

上野樹里に惚れた日

 

 皆さんは女優の上野樹里さんにどんなイメージをおもちですか?

 

 

 今は、月9の「監察医 朝顔」で主演したり、最近では、色々な難しい役どころをこなす素晴らしい女優さんになったな~と私は思っています。

 

 

 

 映画「スイングガール」の主演で注目された上野さんですが、その後のヒット作といえば、映画化もされた「のだめカンタービレ」です。はまり役でした。しかし、「のだめ」のイメージが強すぎて、この人は今後どのような役を演じていくのだろうと思っていました。

 

 

 

 そんなとき、放送されたのが、ドラマ「ラスト・フレンズ」です。髪をベリーショートにし、ボーイッシュなスタイルで、声を低めに出して、本当にカッコよかったです。「のだめ」が一瞬で頭から消えました。

 

 

 

 性別違和を抱えた「瑠可」を見事に演じ上げていました。密かにずっと恋心を抱いている「みちる」こと長澤まさみさんを、全力で支え、守り抜く姿、意思の強い眼はとても素敵でした。

 

 

 

 可愛い女性好きの私も上野さん演じる「瑠可」には惚れました。

 

 

 

 「瑠可」の良き理解者となる、瑛太さん演じる「タケル」も、「瑠可」の親友である、水川あさみさん演じる「エリ」もとても重要なキャラクターで毎回、観逃がせないシーンばかりでした。当時、ジャニーズだった錦戸さんが、よくあの役を引き受けて演じきったなという印象も強くあります。

 

 

 

 私が、色々なことを考えさせられた、本当におススメの作品です。

 

 

 あなたもきっと、いずれかのキャラクターに共感し、惚れてしまいますよ。

 

 

 

 ぜひ、観てみてください。 

 

 

あなたのLGBTカテゴリーは何ですか?

 そもそも、皆さんはLGBTという言葉をご存じですか?

 

 

 L(レズビアン)、G(ゲイ)、B(バイセクシャル)、T(トランスジェンダー)の頭文字をとった言葉です。

 

 

 レズビアンは恋愛対象が女性である女性。

 ゲイは恋愛対象が男性である男性。

 バイセクシャルは恋愛対象が男性、女性、両方。

 トランスジェンダーは身体の性と心の性が一致していない人。

 

 

 簡単に説明したら、こんな感じです。他にも、「全ての人が恋愛対象」、「誰も恋愛対象にならない人」もいます。

 

 

 私はレズビアンです。レズビアンと言っても色々あります。

 

 

 女性らしい服装、装いを好むフェム。

 ボーイッシュな服装、装いを好むボイ。

 

 

 性行為の時に、受け身になるのがネコ。

 逆に攻める側になるのがタチ。

 どちらともいけるのがリバ。 

 

 

 この分類でいくと、私はボイタチということになります。

 

 

 そして私は、レズビアンの女性を好きになりません。いわゆるノンケの女性を好きになります。男性を好きな女性に振り向いてもらうには、かなり努力が必要です。そして、いざ付き合ってもしばらくしたら男性の元に戻っていきます。正直、切ない想いばかりしてきましたが、今は違います。今のパートナーと幸せに生きています。

 

 

 自分やお子さんがLGBTなのではないかと悩んでいる方もいるでしょう。LGBTは病気ではないので治るというものではありません。ありのままを全て受け止める。そこから始めるしかありません。時間はかかりますが、必ず道は開けます。そう信じて前を向くしかない。私はそう思います。

 

 

 

 

 おススメの海外ドラマを紹介します。「Lの世界」という作品でロスを舞台に様々なタイプの個性的なレズビアンが登場します。必ず、この中の誰かに共感し、感情移入してしまうこと間違いなし!

 

 

 私はシェーンのカッコよさと孤独さに共感し、マリーナの色気と肝の据わっているところに惚れました。

 

 

 ぜひ一度、観てみてください。